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投稿者・COME
「あれ?これしか売れてないの?」。
オリコンだったか何かでこの「舟歌」のセールスデータを拝見したときの率直な感想です。
北島三郎の「与作」あたりにもいえますが、知名度のわりに売れてなかったんだな、という作品が演歌の中にはけっこうあります。
それでも当時は名誉がまだあったレコード大賞をジュディオングの「魅せられて」と、争うパワーがこの曲にはありましたし、敗れはしましたが、もし「舟歌」が取ったとしても、当時の歌謡ファンは納得もできたのではないでしょうか。
実際に、暮れの紅白で八代亜紀はこの曲で大トリをつとめていますし、翌年「雨の慕情」も続いて紅白の大トリ、念願のレコ大までをも獲っており、まさに彼女にとっての全盛期といっても過言ではありません。
この曲を聴くと、古き良き日本の”湿った”質感というか時代観を感じますし、70年代の終わりにリリースされた、というのも何らかの意味を感じずにはいられません。80年代バブルで日本が変わっていく前に生まれた貴重な名曲です。
「男歌を歌うことで女心がわかった」、というこの曲に対する本人談もうなずけます。
投稿者サイト:音楽バカロック。
2006/02/01
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